キャノンS90 なな福島の実家にておばあちゃんと・・・
被災後・・・
震災の後
うちの両親は離婚していたのだが
緊急時の対応ということで
少しの間同居していた
うちのマンションの隣の部屋が空いていたので
そこに住んでいたのだ
父方のおばあちゃんも一緒に住んでいて
父と母が日用品の買い出しに行っている時は
おばあちゃんがななを見ていた・・・
休日・・・
僕たちは仕事
父と母も買い出しに行っていて
おばあちゃんとななが二人っきりで部屋にいた
ななにとっておばあちゃんはひいおばあちゃん・・・
目に入れても痛くないぐらい可愛かったらしく
いつもにこやかにななを見てくれていた・・・
その日もおだやかな天気で
ななと二人でお留守番をしていたが
ななが何かの拍子によろけ
おばあちゃんはそれを抱きとめようとしたらしい
その際に腰を痛め動けなくなってしまった・・・
結局そのまま動けなくなり
入院することになってしまった・・・
色々と相談の末
やっぱり離婚した二人が一緒に
住むのもどうかという話になり
はぁもにぃ保育園の上にある
マンションに引っ越すことになった
たまたま空いていた部屋が
4階の向かい合った部屋で
別には住んでいるが
ほぼ同じところに住むという結果となった
うちの父はそのままおばあちゃんの介護をすることになり
引っ越し、日用品の買い出し
そして、介護の準備・・・
と忙しい毎日を送っていた
そんな中、おばあちゃんの容体は徐々に悪くなっていき
入院して半年
還らぬ人となった・・・
享年94歳大往生だった・・・
続く・・・