幸せになるために 90

38210020.JPGオリンパスOM-2N ズイコー35㎜F2.8 自宅近くの荒川にて

 

無事に帰る・・・

 

福島で両親とおばあちゃんをピックアップし

そのまま折り返して東京へ戻る・・・

朝の10時からぶっ通しで運転していたが

不思議と疲れは無かった

それだけ緊張していたんだと思う・・・

 

後部座席では

おばあちゃんが眠っていた

おばあちゃんは緊張の糸が切れたのかもしれない

とにかく、長時間車に揺られてのドライブは

体にきついので寝てくれて良かった

 

僕の結婚式でも

東京まで行くのは無理だ・・・

と言っていたが

まさか、こんな形で上京するとは夢にも思わなかった

 

ここまでひたすら低燃費走行をしてきたが

燃料は半分を切り

もうすぐ残り2/5を切りそうな感じだった

ここで燃料を補給したいと思っていたが

どこのスタンドも閉まっているか

長い行列になっているかのどちらかだった

 

とにかくギリギリまで行くしかない・・・

そう思いながら、なるべくガソリンを消費しない

走りを意識して走った・・・

これほどアクセル開度を気にして走ったことは

なかったような気がする・・・

 

夜が明け始め

埼玉に入る

もう少しだ・・・

 

ここでいよいよガソリンが心元なくなってきた

もうここら辺で入れるしかない・・・

そう思って長い行列の一番後ろに車を止めた

父親の車も後1メモリほどだったのでちょうど良かった

 

この給油でなんと2時間ほどかかり

そして、並んでやっと入れられたガソリンは

20リッターだけだった・・・

2時間並んで1メモリ増えたかどうかというところだった

 

とりあえず、これで何とか帰れるだろうということで

また、ひたすら低燃費走行をし

何とか無事東京の自宅にたどり着いた

時間は昼の11時ごろだった

途中ガソリンを入れるために止まっていたが

丸々25時間ほど車に乗っていた勘定だ・・・

当分車に乗るのはいいわ・・・と思った

 

当面、みんなには僕の住んでいるマンションの

隣の部屋が空いていたので

そこに入ってもらうことになった

 

お義父さんは、笑顔で迎えてくれ

 

「よく無事で・・・

言葉もありません・・・

落ち着かないかもしれませんが

うちのマンションを使ってください

何でも遠慮なく言ってください」

 

と言ってくれた・・・

 

その言葉を聞き

みんな泣いていた・・・

 

とりあえず、家族を迎え入れ

新しい生活が始まった

 

ほぼ、全員が着の身着のまま避難してきたので

何も持っていなかったので

すべてをそろえる必要があった

 

なんとか不便なく住めるようになるまで

しばらく時間を要した・・・

 

ホッとしたのも束の間で

僕たちは、両親が避難してきたその日から

激務になり、ほぼ家に帰れなくなった・・・

 

朝方までひたすらパソコンに向かって書類を作り

5時か6時ごろに力尽きてそのまま机に突っ伏して眠るか

保育園の床に転がって眠る・・・

 

職員さんたちが開園準備で8時ごろ出勤してきた音で

目覚め、いったん家に帰ってシャワーを浴び

また保育園に戻ってきて仕事・・・

というサイクルになった

 

ななはうちの両親に預けっぱなしになり

朝ちょっと顔を見るだけになってしまった

そうして、3月を乗り切り

4月1日開園の日を迎えた・・・

 

続く・・・

この記事を書いた人

shinyafd3s

愛妻家フォトカウンセラー
普段は学童の責任者として子どもたちの未来を作る仕事をしています。
週末はフォトカウンセラーとして活動しています。
奥さんが大好きで奥さんの写真多し!