幸せになるために 82

写真 022.jpgキャノンS90 福島の実家にて

 

山梨に行ってみた

 

僕、真由美ちゃん、ラス、かんちゃん

この4人で山梨の保育園に見学にいくことになった

「社会福祉法人 聖愛会」

これが、見学に行く法人さん・・・

ちょっと緊張していた

何でも、数年前にお客さんの紹介で

真由美ちゃんが営業に行っていて

その時見た保育園がいいなぁと思ったんだそうだ

残念ながら、その時はオーナー会員さんには

ならなかったのだが

綺麗な保育園で、こんなところに

子どもが出来たら預けたいなぁ・・・

と思っていたんだそうだ

 

それを真由美ちゃんがふと思い出して

その時紹介してもらった方にもう一度アポを取り

その保育園の施設長先生と接点を取ってくれたのだ

 

山梨県甲府市に着き、施設長先生とお会いしたのだが

非常に魅力的な方で、僕たちは一目でファンになってしまった

ユーモアがあって、明るく

世の為、人の為に動くような方だった

彼の名は、中澤美行先生

非常にバイタリティ溢れ、経営才覚があり

甲府市でかなり手広く経営をされている方だった

社会福祉法人 聖愛会は

保育園2園を運営し

そのほか、学校法人、医療法人格を持ち

幼稚園、病院など多角的に経営をしていた

この時、病院は最近出来たばかりだったのだが

保育園の園児が病気になると預かることが出来ず

保護者の方にお迎えに来てもらうしかないという

現状を何とかしたいと思い

病気の子どもを預かれるようにと

医療法人格を取り、病院を作り

病児・病後児施設を作ったのだ

困っている人を助けたい!という思いで

経営をされている中澤さんに

そんなわけでファンになってしまったわけだ

真由美ちゃんは、そんな中澤さんに話をした・・・

僕たちがどういう保育園を作りたいのか

何故保育園なのかということを・・・

中澤さんは、終始にこやかに話を聞いてくれ

最後にこういった

 

「うん、話はわかったよ。

そういうことなら、協力するよ

法人格が必要なら

うちの法人格を使っていいよ

うちの法人の東京園ということで

立ち上げてみたらどう?」

 

と、提案してくれた

あまりのあっけなさに

 

「え?本当ですか!」

 

とびっくりし

何度もありがとうございます!と

頭を下げていた・・・

中澤さんは

 

「今、世の中は保育園が求められているんだよ

君たちみたいな人たちがやったらいいと思う・・・

ここで出会えたのも何かの縁なんだと思うんだ

出来る協力はするよ。頑張って!君たちなら出来るよ!」

 

と、にこやかに背中を押してくれたのだ

本当に涙が出るほど嬉しかった

 

「僕の父が、今の保育園を作ったんだけどね

父は牧師だったんだ・・・

やはり、沢山の保育に欠けている子どもたちがいてね

この子たちを何とかしたいと思っていたんだ・・・

その時、うちの教会の信者さんが

土地を寄付してくれてね・・・・

そう、今本園があるところさ・・・

僕たちも周りの人の善意で今の僕たちがあるんだ

だから、今度は僕が君たちを援助出来るのであれば

そうしたいんだよ・・・」

 

涙が出た・・・

人の善意に触れ、心が震えた・・・

何とかこの想いを叶えたい

保育園を作って、保育園に入れない

人たちの一助になりたい!

そう思ったのだ・・・

 

帰り道、僕たちは興奮していたんだと思う

これから始まる冒険の旅は

荒地を進むような厳しい旅になるかもしれなかったが

そこに一本の光がさしたのだ

勇気を持って進もう!

そこにみんなから求められていることが

あるのならば

それが、僕たちがやるべきことだろう!

 

「何とか、保育園作ってみよう

中澤さんが作った保育園に負けないような

日本一の保育園を作ろう!」

 

そう口にしていた

 

「そうだね、みんなで力を合わせれば

きっと叶うよ!今日、保育園を見てみて

やってみたいって思ったんだ。

みんなでやろう!ね?ラス、かんちゃん!」

 

「よーし、じゃあ頑張ってみるかぁ

保育園を作ろう!」

 

「私も出来ることするよ

なんでも言って!

私もみんなと一緒に仕事がしたい!」

 

みんなが希望に満ち溢れ

夢の実現に一歩踏み出したのだった

 

だが夢の実現には

クリアーしなければいけない障害が

山のようにあったのだ・・・

 

続く・・・

この記事を書いた人

shinyafd3s

現在、はぁもにぃ保育園で
広報を担当しています。
お休みの日を使って
カメラマン活動をしています

僕の使命は
その人の光っているところを
明確にしていくこと!

よろしくお願いいたします