幸せになるために 80

IMG_1852.JPGキャノンS90 茨城県国営ひたち海浜公園にて

保育園を作る?

 

早速真由美ちゃんの同級生のラスに連絡をとり

会うことになった

真由美ちゃんからは

「もしかしたら、ラスの夢を

叶えてあげられるかも・・・」

とだけ言って

とにかく会って話がしたいと伝えたようだ

夜、ファミレスで会い、話をした

 

「久しぶり~、元気だった?」

 

「うん、久しぶり!ごめんね突然呼び出して」

 

「ううん、いいよ~

で、話って何?」

 

「うん、実はななのことなんだけど・・・

今無認可の保育園に預けてて

結構ひどいんだよね・・・

で、信也さんが専業主夫になって

ななの面倒を見るっていう話を

うちのパパに話したのね・・・

そしたら、自分たちで保育園を

作れっていうのよ・・・

私たち、全然経験もないし

どうしよう・・・って思った時に

ラスの顔が浮かんだんだよね

あ!そうだ!ラスに保育園やって

もらえばいいじゃんって!

この間、夢を聞いた時に

子どもたちと過ごせる空間で

ピアノ教えたいって言ってたじゃない?

それ、保育園でやればいいかなって思ったんだ!」

 

「何それ!

保育園作るの?

また、無茶なこと考えたねぇ・・・

 

・・・私は何をすればいいの?」

 

「うん!園長やってよ!」

 

「園長!

そりゃまた無茶だねぇ・・・

うーん、考えてみるけど・・・

本当に出来るかなぁ・・・」

 

「大丈夫だよ!

私がラスの夢を叶えるよ!

一緒にやろう!」

 

「うん、前向きに考えてみるよ

また、話が具体的になったら

教えてくれる?」

 

「うん、まだ全然これからの

話だから、また連絡するね」

 

「うん、待ってるね」

 

という感じで

話はトントン拍子に進んだ

 

これで、とりあえず園長のめどはついた!

後は行動するのみ!

 

ということで

とりあえず板橋区役所に行ってみた

 

保育課という部署があるというので

そちらに行ってみる

 

真由美ちゃんと二人で

カウンター越しに職員さんに声をかける

 

「あの・・・

すみません、ちょっといいですか?」

 

「はい、なんでしょう?」

 

「あの、実は保育園を作ろうと思っていまして

どうすればいいか話を聞きたいんですが・・・」

 

「あ、そうなんですね

どちらの社福さん(社会福祉法人)ですか?」

 

「え?いや、あの株式なんですが・・・」

 

「あ、そうなんですね。では、どちらの区で

保育園を運営されていますか?」

 

「いや、あの保育園作るの初めてなんですけど・・・」

 

「・・・・えーとですね

板橋区は社会福祉法人格を持っていないと

保育園は作れませんよ

もしくは株式会社の場合は

他の区で運営実績があるところじゃないと

無理です」

 

「え?そうなんですか?

じゃあ、初めて保育園を作る場合は

どうすればいいんですか?」

 

「いや、作るのは無理ですね

社会福祉法人格を取ってから

いらして下さい」

 

「え、いや、そんな・・・

他に方法とかないんですか?

板橋区って保育園足りてないんですよね

そんな、株式が参入出来ないって

おかしくないですか?

そんなんじゃ、保育園増えないじゃないですか!」

 

「そう言われましても・・・

そう決まっているので

それ以上は何とも言えません・・・」

 

「・・・そんな・・・

じゃあ、せめて名刺だけでも交換させて

もらえませんか?」

 

「いえ、株式の方は無理なので

名刺は結構です」

 

「・・・・」

 

あまりのひどさに声が無かった・・・

なんだこれ!

こんなんじゃ、待機児童なんて解消するわけが

ないじゃないか!

 

二人で落ち込み

トボトボと帰路についた・・・

 

「やっぱり、作るの無理なのかなぁ・・・」

 

「そうねぇ、難しいねぇ・・・」

 

会社に戻ってきて、お義父さんに報告する

 

「社長、全然取り合ってくれないですよ・・・

そもそも株式会社じゃダメだって言ってました・・・

やっぱり無理そうですね・・・」

 

「何言ってるんだ

そんな、最初っから諦めてどうするんだ!

最初は何でもダメなもんなんだよ

そこを何とかしていくから楽しいんじゃないか!

無理なら何とかなるように考えたらいい!」

 

「また、そんな無茶な・・・」

 

と言いつつも、そんな社長の声に励まされ

次の手を考えてみようという気持ちになってきた

 

「さあ、次の手をどうするか・・・」

 

「あ、そういえば・・・」

 

真由美ちゃんが何か閃いた!

 

続く・・・

 

 

この記事を書いた人

shinyafd3s

愛妻家フォトカウンセラー
普段は学童の責任者として子どもたちの未来を作る仕事をしています。
週末はフォトカウンセラーとして活動しています。
奥さんが大好きで奥さんの写真多し!