幸せになるために 67

000016.JPGライカM6 ズミクロン50㎜F2 浮間公園にて

 

悶々とする日々・・・

 

FDを手放そうと決めてから1か月ほど経ったが

売るあてが全くなかった

普通に売ったら2足3文の改造車だ

しかし、改造費にそれこそウン百万かけているので

そういうわけにもいかない

どうしたものかと考えあぐねていた

しかも、まだローンが残っていた

 

まあ、しかし考えていてもしょうがない

とりあえずヤフオクに出そうと思い

写真を撮って載せてみたところ

何件か問い合わせがきた

 

何人かに実際に車を見てもらい

ついに買い手が決まった

20代前半の若者だった

現金で用意することが出来ないとのことだったので

知り合いの車屋を通してローンを組んで

購入してもらうこととなった

 

死ぬほど悲しかったが

FDが好きな人に引き継がれて

少しだけ心の痛みが和らいだ・・・

 

手放すまで後1か月程・・・

残り少ない時間をじっくりと過ごそうと思っていた

 

いつものように家に帰ると

珍しく真由美ちゃんが帰ってきていた

 

「おう、久しぶり!」

 

いつものように挨拶をする

真由美ちゃんが抱き着いてきた

寂しかったのかと思い

頭を撫でる・・・

と、その時

 

「・・・出来たよ・・・」

 

「ん?何が?」

 

「赤ちゃん!」

 

「マジで!おおーーーー

そうかーーーやったーーーー!」

 

真由美ちゃんが泣き出した

 

「ん?どうしたの?何で泣いてるの?」

 

「良かった~、喜んでくれて

困った顔したらどうしようって

思ってたんだ・・・」

 

「何でだよ~

もう、車も手放すって決めたし

覚悟決めてたから!

素直に嬉しいよ!

良かった~本当に良かった~

俺、種あったんだな~」

 

「もう・・・バカ・・・」

 

「で、何か月だって?」

 

「うん、まだ1か月だって・・・

だから、まだみんなには言わないほうが

いいかも・・・

まあ、3か月ぐらいになったらかな?」

 

「そうか~

仕事あんまり無理しないようにしないとね」

 

「そうだね、セーブできるようにするよ」

 

「そうすると、いつごろ生まれてくるのかな~?」

 

「順調にいけば8月頃じゃないかって

言ってた」

 

「そうかー、8月には俺もお父さんかぁ・・・」

 

「頑張らないとね!お父さん!」

 

「おっしゃー、頑張るぞ~!」

 

「あ、そういえば、パパが

信也君があれから全然連絡してこないって

言ってたよ」

 

「へ?何で?

この間、図面見て意見言ったけど・・・」

 

「なんか、もっと積極的に関わって欲しいみたいよ」

 

「え?そうなの?

積極的に関わるっていったって

俺に何が出来るの?」

 

「うーん、よくわからないけど

パパ、信也さんに仕事手伝って欲しいんじゃ

ないかな?」

 

「いや、まさか~そんなことないでしょ!」

 

「そうかなぁ・・・私はそんな気がするんだよね

信也さんが車に詳しいところとか、バイクも好きでしょ?

趣味も広いしさ!今回パパが作るマンションって

車とバイクと一緒に住めるマンションなんでしょ?

趣味を謳歌するマンションなんだよね?

パパ、そこに信也さんを絡めたいんじゃないかな?」

 

「絡むって何するの?」

 

「例えば、マンションの管理人とかさ・・・」

 

「いやいや、無理っしょ

管理人って何するのよ・・・」

 

「うーん、そうかなぁ?

パパが意見聞くだけで信也さんのこと

呼び出すかなぁ・・・

絶対に何かあると思うんだけど・・・」

 

「考えすぎだって!

・・・・でも、管理人かぁ・・・

ちょっといいかもなぁ・・・

子どもも、今のうちの状況じゃ

どっちかが変わらないと難しいよなぁ・・・」

 

「ねぇ、もう一度パパのところに行って

話をしてみたらどうかな?

何かわかるかもしれないよ!」

 

「うーん、気が重いなぁ・・・

緊張するんだよ、相変わらず・・・

お義父さん、いつも目が笑ってないんだよ・・・

(あくまでも僕の主観です)」

 

「まあ、そんなこといわないで

当たって砕けて来な!」

 

「うーーーん、そうかぁ?

わかった、今度の休みに話せるか

電話してみるよ」

 

というわけで電話し

次の休みにまた会うことになった

 

続く・・・

この記事を書いた人

shinyafd3s

愛妻家フォトカウンセラー
普段は学童の責任者として子どもたちの未来を作る仕事をしています。
週末はフォトカウンセラーとして活動しています。
奥さんが大好きで奥さんの写真多し!