幸せになるために 38

DSC_7085.jpgニコンD5 タムロン28㎜―75㎜F2.8 本庄タケノコ掘りにて

式の日取りと場所は決まった!後はお金だ!

 

両家の顔合わせがなんとか無事終わり

その後、式場めぐりをして

式場を決めた

見積もり額は380万円!

スタート時の値段なので

恐らくここから100万近くあがるはず

僕には天文学的数字に感じた・・・

 

この時、僕はトータルで

400万ぐらいの借金があり

貯金は自慢じゃないがゼロ!

その日暮らしの生活をしていた

 

車を乗り換えて

少し楽になったとはいえ

それでも苦しいと感じていた

 

その僕が380万!

いやいや無理でしょう・・・

まあ、真由美ちゃんが持っているだろう

という最低の思考を持ち

なんの危機感も持っていなかった

 

そんなある日

真由美ちゃんが久々に会って

食事中に神妙な顔で話を始めた・・・

 

「ねえ、信也さん

結婚式のお金

どうするつもりでいる?

今いくらぐらい持ってるの?」

 

「へ?

いや、持ってないけど・・・

それは、真由美ちゃんがよく知ってるじゃない」

 

「知ってるわよ!

ねぇ、もう来年の今頃は

結婚式してるんだよ

お金沢山かかるの

信也さんは結婚式

別にするつもりなかったから

出すつもりなかったのかも

しれないけど

私はそれじゃ嫌なの

少しでもいいから

結婚式の為に

お金を貯めようと思わない?

私はその気持ちが大切だと思うんだ

ねぇ、どう考えてるの?」

 

「うーん

そうかぁ・・・

すまん!

そこまで全然考えてなかった

ごめんなさい

今まで貯金というものを

したことが無いもんで

お金が貯まるという感覚が

わからないんだよね

欲しいものはみんなローンで

買ってきたしさ・・・」

 

「うん、知ってる

貯金が出来ないというのも

知ってる

でも、私と付き合ってきたって

いうのは

変わりたかったからじゃないの?

これまでと同じでいいの?

いつ変わるの?

今でしょ!(まだこの時は林先生出てきてなかったね)

少しは本気見せてよ!」

 

「・・・・」

 

「いつまでも

私におんぶにだっこじゃ困る!

信也さんも自立しなきゃ!

いつも自分に自信が無いって

言うけど

それって自分の気持ちを

裏切り続けているからでしょう!

それじゃ、いつまでたっても

自信なんて生まれないよ

信也さんは出来る!

私はそう信じてるよ

出来ないなら

私がサポートするから

一緒に頑張ろう」

 

「・・・・うん

わかった

やってみるよ

本当に今変われないなら

ずっとこのままだよな

頑張ってみるよ

まずは、何から始めればいいかな?」

 

「まずは、貯める癖をつけないとね

ちょっと、私に考えがあるから

次に会うときに色々と決めよう!」

 

「わかった

じゃあ、それまでに

俺もどうすればいいか考えておくよ」

 

「うん、二人で頑張ろう!」

 

というわけで

全く自分一人では

お金を貯められなかった僕が

貯蓄する努力をすることになった

 

続く・・・

この記事を書いた人

shinyafd3s

現在、はぁもにぃ保育園で
広報を担当しています。
お休みの日を使って
カメラマン活動をしています

僕の使命は
その人の光っているところを
明確にしていくこと!

よろしくお願いいたします