ニコンD5 フォクトレンダー58㎜F1,4 2016.5
真由美ちゃんが研修にいった
というわけで、真由美ちゃんはSA研修に行った
3日間本気で取り組み、グループのリーダーにもなり
衝撃の3日間だったらしい
とにかく、彼女の中の何かに着火したらしい・・・
彼女は研修から帰ってくるなり、僕にこう言った
「私、あの会社に入るから!」
「は・・・?何?」
「だから、私日創研に入るから!」
「・・・・」
「・・・・」
「ええーーーーー!!!」
「私、あの会社に入って、もっと自分自身が学んで
成長して人生を変えたい。
そしていつか研修講師になるんだ!」
「う、うん・・・そうだね。入れるといいよね・・・
そうかぁ、研修講師かぁ・・・」
彼女はどうやら、あの研修に惚れこんだらしい
僕は、研修中に日創研の社員さんに話をした
「いやー、彼女この間SA研修を受けたんですけど、
日創研に入るって言ってるんですよ・・・」
「そうなんだー、まあ毎年そういう人いるけど、
入った人はいないよね~」
「そうですよね。受けると受かるは違いますよね~」
そんな話をしている中
彼女は行動を開始していた
まずは日創研に電話をし、会社を受けたいと相談していた
もう夏を過ぎていたので、
新卒の日程は終わったと伝えられたらしい
そこであきらめず、どうすれば入れるのかをしつこく聞くと
何と、明日中途採用の説明会があるから
そこに来てみたらどうか?と言われたらしい
彼女は行きます!と即答した
「と、いうわけで明日説明会に行ってくる!」
と真由美ちゃんは言った
「中途採用の枠かぁ・・・受かるといいね、頑張って!」
真由美ちゃんは、面接に向かった
会場に着くと、沢山の就職希望者がいた
100人以上の人がいたらしい
僕も聞いた話でちょっとうろ覚えなので
そこからあまりよくわかっていないのだが
説明会の次に50名ぐらいまで減り
次に20名ぐらいに
そして最終的に4人まで絞られ
真由美ちゃんはその中の一人に残ったのだ
凄い人だとは思っていたが
まさか受かるとは思っていなかった
そんなわけで
就職に思い悩んでいた彼女に紹介したSA研修がきっかけで
彼女は日本創造教育研究所の社員になった
僕は嬉しい反面、少し複雑だった
彼女が受かった日創研は、日本全国から
素晴らしい経営者の人達が学びにくる会社だ
勿論、若い経営者も多い
そんな中で沢山の人と出会い、刺激を受ける中で
果たして僕を選ぶのだろうか・・・
片や、うだつの上がらない営業マンの僕・・・
もしかしたら捨てられるかも・・・
不安な気持ちがむくむくと持ち上がってくる
まあ、その時はその時さ!
自分は自分なりに頑張るしかない!
それで、真由美ちゃんに僕以上にいいと思う人が
現れるのであれば
それはそれで、彼女は幸せになるじゃないか
むしろ、色々な人を見て
それでも僕がいいと思えるなら
それは、本物なんじゃないか・・・
そう思った
自分を磨こう!
そう思った
続く・・・