家族のかたち 15

DSC_0120.JPGニコンD200 伊豆修善寺サイクルスポーツセンターにて レーススタート前緊張の一瞬・・・

 

信也・・・

 

ロードレーサーを購入し

速く走ることの快感に目覚めてしまった僕は

レースに出てみたい!

と思うようになった

弟も同じ思いだったらしく

じゃあ、一緒になんか出ようぜ~

みたいなノリになり

近場で参加できるレースを探してみると

富士山の麓「西湖」で

レースをやっているらしい・・・

ということを弟が発見!

じゃあ、これ出よう!ということになり

出場することになった

 

コースは西湖を周回するレースで

初心者クラスはここを2周するんだが

一体どう走ればいいかもわからない・・・

まあ、走ってみれば何とかなるさ

という気軽な気持ちで会場に向かった

 

会場に着くと

思った以上に人が多い

こんなに参加する人がいるんだ!と

びっくりだった

僕と弟は初心者クラスで一緒に参加したのだが

スタートと同時に集団の中に飲み込まれ

弟がどこにいるのかもわからない状態だった

僕は集団の先頭から3番手ぐらいを他の選手と

並走しながら進む

僕は真ん中にいたのだが

非常に怖い・・・

両端を自転車で挟まれ

ハンドルとハンドルがぶつかるぐらいの感覚なのだ・・・

冷や冷やしながら走る・・・

 

集団はそのままのペースで2周目に突入・・・

僕はそのまま先頭付近で走り続ける

 

「ちょっと、いけるんじゃないの?

まだ余裕あるよ・・・」

 

と思いながら

最終の直角コーナーを曲がる・・・

ここからゴールまでは

ひたすら登り・・・

 

「おっしゃー!ここからしかけるぜ!」

 

とスパートしようとした瞬間

内側から曲がりきれなかった選手が

 

「すんませーん!」

 

といいながら僕にアタック!

 

「ぬぉぉぉぉおおお!!!」

 

そのまま一緒にアウト側まで持っていかれ

出遅れた・・・

 

先頭はすでに10メートルほど先・・・

 

「アイヤー!おわたあるよ!」

 

一瞬パニクッて怪しい中国人になる・・・

必至にペダルを踏み込み追いかけるも

届かず・・・

 

10位以内にも入れなかった・・・

 

あーあ・・・

出しきれないまま終わっちゃった・・・

と、ズーンと落ち込みながら自転車を降りると

後ろから弟がやってきた・・・

 

なんと!ジャージが破れ

膝、ひじ擦り傷だらけ血だらけ・・・・

 

「えっ!どうしたんだ?コケたの?」

 

「うん、ゴール前スパートしたところで

いきなり前の人がコケてよけきれなかった・・・・

俺のほかにも何人か巻き込まれたよ・・・

他の人、顔から落ちて歯折れてた・・・」

 

「うわぁぁあ、痛そう!で、おまえの方は大丈夫なの?

うん、多分大丈夫打ち身と擦り傷だけだと思う・・・」

 

「自転車は?」

 

「そっちも大丈夫そう・・・

まあ、運がよかったかも・・・」

 

「そうだな・・・とりあえず医務室行こう!」

 

というわけで

最初のレースは散々だった・・・

 

続く・・・

 

 

この記事を書いた人

shinyafd3s

愛妻家フォトカウンセラー
普段は学童の責任者として子どもたちの未来を作る仕事をしています。
週末はフォトカウンセラーとして活動しています。
奥さんが大好きで奥さんの写真多し!